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2027年3月病院の薬の一部に「上乗せ料金」が始まります

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上乗せ料金

アレグラは上乗せ料金の対象?2027年3月から変わる花粉症薬の負担と市販のアレグラFX

2027年3月から、処方薬アレグラに上乗せ料金がかかる案が出ています。花粉症シーズン前に知っておきたい負担の変化と、市販のアレグラFXとの違いを解説します。

公開: 2026-10-16更新: 2026/10/16

結論:アレグラは上乗せ料金の対象案に入っている

花粉症の定番薬「アレグラ」は、2027年3月から始まる上乗せ料金の対象案に含まれています。 市販のアレグラFXと同じ成分・同じ用量のため、対象になる見込みです。 花粉症シーズン前に、負担がどう変わるのか確認しておきましょう。

💡 上乗せ料金とは

正式名称は「OTC類似薬の特別の料金」です。市販薬と同じ成分の処方薬に追加負担がかかる新しい仕組みです。

上乗せ料金の仕組みをおさらい

2027年3月から、市販薬と同じ成分の処方薬に追加負担がかかります。 対象薬剤の薬代の4分の1が「上乗せ料金」として加わります。 保険適用は残るため、全額自己負担にはなりません。

項目内容
開始時期2027年3月(令和8年度中)の予定
対象(案)77成分・約1,100品目
上乗せ額対象薬剤の薬代の4分の1
保険適用残る

診察料や調剤料などの技術料は変わりません。 追加負担がかかるのは、対象となる薬の代金だけです。

アレグラが対象になる理由

アレグラの成分は「フェキソフェナジン」です。 この成分は、市販の「アレグラFX」にも使われています。

処方薬のアレグラは1回60mg、1日2回服用します。 市販のアレグラFXも1回60mg、1日2回です。 成分も用量も同じため、上乗せ料金の対象案に入りました。

比較項目処方薬アレグラ市販アレグラFX
成分フェキソフェナジンフェキソフェナジン
1回量60mg60mg
1日回数2回2回
上乗せ料金対象(案)関係なし

⚠️ 鼻づまり用の「ディレグラ」も対象

フェキソフェナジンにプソイドエフェドリンを配合したディレグラも、上乗せ料金の対象案に含まれています。

実際にいくら増えるのか計算してみる

アレグラ錠60mgの薬価は1錠20.9円です。 上乗せ額は薬価の4分の1なので、約5.2円になります。

花粉症シーズンに1か月分(60錠)処方された場合を見てみましょう。

負担割合現在の負担上乗せ後の負担増加額
3割負担約376円約690円約314円
2割負担約251円約565円約314円
1割負担約125円約439円約314円

1か月あたり約300円程度の増加です。 花粉症シーズンが3か月続けば、約900円の追加負担になります。

💡 ジェネリックなら上乗せ額も小さい

ジェネリック医薬品は薬価が安いぶん、上乗せ額も小さくなります。医師や薬剤師に相談してみましょう。

上乗せ料金がかからない人もいる

以下の人は、上乗せ料金の対象外とする方向で検討されています。

  • こども
  • がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある人
  • 低所得者
  • 入院患者
  • 医師が長期使用等を医療上必要と判断した人

詳細は厚生労働省の検討会で整理中です。 最終的な対象品目や対象外となる人は、国の告示で確定します。

他の花粉症薬はどうなる?

花粉症に使われる抗アレルギー薬には、いくつかの種類があります。 上乗せ料金の対象になるかどうかは、薬によって異なります。

薬の名前成分対象(案)
アレグラフェキソフェナジン○
アレジオンエピナスチン○
クラリチンロラタジン○
タリオンベポタスチン○
ザジテンケトチフェン○
ジルテックセチリジン×
ザイザルレボセチリジン×

ジルテックやザイザルは、現時点の案には含まれていません。 ただし、2027年度以降に対象範囲の拡大が検討されています。

点鼻薬も一部が対象です。 フルナーゼ点鼻液やナゾネックス点鼻液は対象案に入っています。

市販のアレグラFXという選択肢

処方薬のアレグラと市販のアレグラFXは、成分と用量が同じです。 そのため、効果も基本的には同等と考えられます。

市販薬を選ぶ場合、上乗せ料金とは無関係に購入できます。 ただし、いくつかの点で違いがあります。

比較項目処方薬アレグラ市販アレグラFX
購入場所医療機関+薬局薬局・ドラッグストア
医師の診察ありなし
健康保険適用適用なし
価格目安上乗せ後も数百円程度14錠で1,000円前後

🚨 自己判断での切り替えは避けて

処方薬から市販薬への切り替えは、必ず医師や薬剤師に相談してください。他の病気や服用中の薬との相互作用を確認する必要があります。

市販のアレグラFXの詳しい情報は、花粉症の薬:アレグラFXの使い方をご覧ください。

処方薬と市販薬、どちらを選ぶべきか

「上乗せ料金がかかるなら市販薬にしよう」と考えるかもしれません。 しかし、単純に比較できない事情もあります。

処方薬を続けるメリットもあります。

  • 医師が症状の変化を定期的に確認できる
  • 他の病気や薬との相互作用をチェックしてもらえる
  • 症状に合わせて薬を変更・調整できる
  • 対象外に該当すれば上乗せ料金がかからない

市販薬を選ぶメリットもあります。

  • 受診の時間や手間がかからない
  • 上乗せ料金とは無関係
  • 軽い症状なら十分対応できる場合がある

どちらが良いかは、症状の程度や持病の有無によって異なります。 花粉症シーズン前に、かかりつけ医や薬剤師に相談しておくと安心です。

花粉症で使える市販薬の選び方は、アレルギー用薬の市販薬を探すで詳しく紹介しています。

2027年度以降はさらに変わる可能性

今回の制度は2027年3月に始まる予定です。 その後、2027年度(令和9年度)以降に見直しが検討されています。

検討されている変更点は以下のとおりです。

  • 対象範囲の拡大(より多くの薬が対象になる可能性)
  • 料率の引き上げ(4分の1から増える可能性)

現時点で対象外の薬も、将来は対象になるかもしれません。 制度の動向を定期的に確認しておくことをおすすめします。

まとめ:花粉症シーズン前に準備を

アレグラ(フェキソフェナジン)は、上乗せ料金の対象案に含まれています。 2027年3月以降、処方された場合は追加負担が発生する見込みです。 1か月分で約300円程度の増加と試算されます。

市販のアレグラFXは同じ成分・同じ用量です。 ただし、処方薬から市販薬への切り替えは自己判断で行わないでください。

花粉症シーズンが始まる前に、医師や薬剤師に相談しておきましょう。 自分に合った選択肢を一緒に考えてもらえます。

この記事は制度や市販薬の情報提供を目的としています。医療行為や診断の代替にはなりません。具体的な治療については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。


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アレグラは上乗せ料金の対象?2027年3月から変わる花粉症薬の負担と市販のアレグラFX 2027年3月から、処方薬アレグラに上乗せ料金がかかる案が出ています。花粉症シーズン前に知っておきたい負担の変化と、市販のアレグラFXとの違いを解説します。

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