クスリノコンパス

2027年3月病院の薬の一部に「上乗せ料金」が始まります

調べる ›
同じ成分の市販薬

ジルテックと同じ成分セチリジンの市販薬|処方薬との違いと選び方

処方薬ジルテックと同成分の市販薬を選ぶ際の注意点を解説。有効成分と量は同じでも、対象年齢や使える症状に違いがあります。

公開: 2026-10-31更新: 2026/10/31

結論:成分と量は同じ、使える症状と年齢に違いがある

処方薬ジルテックと市販薬は、有効成分セチリジン塩酸塩の量が同じです。 ただし、市販薬は15歳以上が対象で、使える症状は鼻の症状に限られます。 処方薬で使えるじんましんや皮膚のかゆみには、市販薬は対応していません。

💡 確認のポイント

自分の症状が「鼻」だけか、「皮膚」も含むかで選択肢が変わります。

セチリジン塩酸塩とは

セチリジン塩酸塩は、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬です。 花粉やハウスダストによる鼻水・くしゃみ・鼻づまりに効果があります。

処方薬のジルテックは1998年に発売されました。 長い使用実績があり、現在は同じ成分の市販薬も購入できます。

処方薬と市販薬の比較

項目処方薬ジルテック錠10市販薬(ストナリニZなど)
有効成分セチリジン塩酸塩セチリジン塩酸塩
1回の量10mg10mg
飲み方1日1回就寝前1日1回就寝前
対象年齢医師の判断による15歳以上
効能(鼻症状)○○
効能(じんましん)○×
効能(皮膚のかゆみ)○×
医薬品区分処方薬第2類医薬品

同じところ

有効成分も量も同じです。 市販のストナリニZ・新コンタック鼻炎Zは1回1錠(10mg)を1日1回就寝前です。 これは処方のジルテック錠10と同じ用法・用量です。

違うところ

市販薬は15歳以上が対象です。 効能は花粉症などの鼻の症状だけに限定されています。

処方薬にあるじんましん・皮膚のかゆみには使えません。 皮膚症状がある方は、医師の診察を受けてください。

⚠️ 運転に注意

眠気が出ることがあるため、服用後の車の運転は避けてください。

2027年3月からの上乗せ料金について

厚生労働省は、市販薬で代替できる処方薬に上乗せ料金をかける案を示しています。 2027年3月からの開始が予定されています。

ジルテック(セチリジン塩酸塩)は、この上乗せ料金の対象外です。

ただし、今後の制度変更で対象が拡大する可能性もあります。 最新の情報は厚生労働省の発表を確認してください。

ジルテックの詳しい情報はこちら

💡 他の薬も調べられます

ご自身が使っている薬が対象かどうか、名前で検索できます。 自分の薬が対象か、名前で調べる

市販薬を選ぶときの確認事項

1. 症状の種類

市販のセチリジン製剤が使えるのは、以下の鼻症状です。

  • 花粉による鼻水・くしゃみ・鼻づまり
  • ハウスダストによる鼻のアレルギー症状

じんましんや皮膚のかゆみがある場合は対象外です。 医療機関を受診してください。

2. 年齢

市販薬は15歳以上の方が対象です。 15歳未満のお子さんには使用できません。

3. 他の薬との飲み合わせ

以下に該当する方は、購入前に薬剤師に相談してください。

  • 他のアレルギー用薬を服用中
  • かぜ薬を服用中
  • 抗ヒスタミン剤を含む薬を服用中

4. 持病がある方

以下の方は、医師または薬剤師に相談が必要です。

  • 腎臓病の診断を受けた方
  • てんかんの診断を受けた方
  • 妊娠中または授乳中の方

主な市販薬の例

製品名メーカー特徴
ストナリニZ佐藤製薬1日1回タイプ
新コンタック鼻炎Zグラクソ・スミスクライン1日1回タイプ
コンタック鼻炎Zグラクソ・スミスクライン1日1回タイプ

いずれも有効成分と量は同じです。 価格は販売店によって異なります。

購入時の流れ

セチリジン塩酸塩の市販薬は第2類医薬品です。 ドラッグストアやインターネットで購入できます。

店頭では薬剤師または登録販売者がいます。 不安な点があれば、その場で相談できます。

🚨 相談が必要なケース

症状が長引く場合や、市販薬で効果を感じない場合は医療機関を受診してください。

処方薬と市販薬、どちらを選ぶか

選択の判断材料を整理します。

状況検討する選択肢
鼻症状だけで15歳以上市販薬も選択肢になる
じんましん・皮膚のかゆみがある処方薬(医師の診察が必要)
15歳未満処方薬(医師の診察が必要)
他の薬を服用中薬剤師・医師に相談
持病がある医師に相談

まとめ

処方薬ジルテックと市販薬は、セチリジン塩酸塩10mgという点で同じです。 しかし、対象年齢や使える症状には違いがあります。

市販薬は15歳以上の方の鼻症状に限定されます。 じんましんや皮膚症状には使えません。

眠気が出ることがあるため、服用後の運転は避けてください。

処方薬から市販薬への切り替えを検討する場合は、必ず薬剤師または医師に相談してください。 ご自身の症状や体の状態に合った選択が大切です。

この記事は医療行為や診断の代替となるものではありません。 個別の判断は医療専門家にご相談ください。


出典:

  • 厚生労働省「医薬品の販売制度」
  • 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)添付文書情報

この記事を送る

見出しと要点が入った文章です。「読んでおいて」と一言添えて送れます。

ジルテックと同じ成分セチリジンの市販薬|処方薬との違いと選び方 処方薬ジルテックと同成分の市販薬を選ぶ際の注意点を解説。有効成分と量は同じでも、対象年齢や使える症状に違いがあります。

https://www.kusuri-compass.com/columns/auto_20261031_0_sw-zyrtec-otc/