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2027年3月病院の薬の一部に「上乗せ料金」が始まります

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上乗せ料金

【2027年3月〜】ロキソニンテープ・ボルタレン・MS冷シップは上乗せ料金の対象?湿布薬の違いを解説

2027年3月から始まる湿布薬の上乗せ料金について解説。ロキソニンテープやボルタレンは対象ですが、モーラステープは対象外です。湿布の種類による違いと負担額の目安を紹介します。

公開: 2026-10-18更新: 2026/10/18

結論:湿布の種類によって上乗せ料金の対象かどうかが異なる

2027年3月から、処方薬に「上乗せ料金」(正式名称:OTC類似薬の特別の料金)がかかるようになります。 ロキソニンテープ・ボルタレン・MS冷シップなどは対象(案) です。 ただし、モーラステープは対象外 となっています。

湿布薬は腰痛や肩こりで処方されることが多い身近な薬です。 どの湿布が対象になるか、知っておくと備えになります。


上乗せ料金とは?湿布への影響

上乗せ料金とは、市販薬と同じ成分の処方薬に追加でかかる負担です。 通常の1〜3割負担に加えて、薬代の4分の1 を支払います。

湿布1枚あたりの上乗せ額の目安

湿布の種類薬価(1枚)上乗せ額(1枚)対象かどうか
ロキソニンテープ100mg18.2円約4.6円対象(案)
ボルタレンテープ対象成分数円程度対象(案)
MS冷シップ対象成分数円程度対象(案)
モーラステープ対象外0円対象外

1枚あたりの上乗せ額は数円ですが、まとめて処方されると増えます。 70枚処方されれば、上乗せ額だけで300円以上になることもあります。

💡 計算例:ロキソニンテープ70枚の場合

薬価合計:18.2円×70枚=約1,274円 上乗せ額:1,274円÷4=約320円


湿布の成分による違い:対象と対象外の一覧

厚生労働省の案(2025年12月25日時点)では、77成分が対象とされています。 湿布に含まれる成分のうち、対象・対象外は以下のとおりです。

対象となる成分(案)

| 成分名 | 代表的な処方薬 | 市販薬の例 | |:--|:--|:--|:--| | ロキソプロフェン | ロキソニンテープ | ロキソニンSテープ | | ジクロフェナク | ボルタレンテープ | ボルタレンEXテープ | | フェルビナク | セルタッチパップ | フェイタス | | インドメタシン | インテバン | バンテリン | | サリチル酸メチル系 | MS温シップ・MS冷シップ | サロンパス |

これらの成分は、市販薬でも同じものが買えます。 そのため上乗せ料金の対象となる見込みです。

対象外の成分(案に含まれない)

| 成分名 | 代表的な処方薬 | 対象外の理由 | |:--|:--|:--|:--| | ケトプロフェン | モーラステープ | 市販薬の条件と異なる |

モーラステープの成分「ケトプロフェン」は、今回の案には含まれていません。

⚠️ モーラステープは光線過敏症に注意

ケトプロフェンは、貼った部分に日光が当たると皮膚炎を起こすことがあります。 使用中と剥がしてから4週間は、貼った部分を日光に当てないでください。


湿布ごとの詳しい比較

腰痛や肩こりでよく処方される湿布を比較してみましょう。

ロキソニンテープ(ロキソプロフェン)

  • 対象(案)
  • 炎症を抑える効果が強い
  • 市販薬「ロキソニンSテープ」と同じ成分

鎮痛効果が高く、急性の痛みによく使われます。 市販薬があるため、上乗せ料金の対象です。

ボルタレンテープ(ジクロフェナク)

  • 対象(案)
  • 抗炎症作用が強力
  • 市販薬「ボルタレンEXテープ」と同じ成分

関節痛や腱鞘炎にも処方されます。 詳しい情報はボルタレンの詳細ページをご覧ください。

セルタッチパップ(フェルビナク)

  • 対象(案)
  • 皮膚への刺激が比較的少ない
  • 市販薬「フェイタス」と同じ成分

長時間貼り続けることが多い方に選ばれます。 セルタッチの詳細ページで、より詳しく解説しています。

MS冷シップ・MS温シップ(サリチル酸メチル系)

  • 対象(案)
  • 昔からある定番の湿布
  • 市販薬「サロンパス」などと同系統

穏やかな効き目で、軽い痛みに使われます。 価格が安いため、上乗せ額も小さめです。

モーラステープ(ケトプロフェン)

  • 対象外
  • 効果が長く続く
  • 光線過敏症への注意が必要

対象外のため、上乗せ料金はかかりません。 ただし、日光に当たらないよう気をつける必要があります。 モーラステープの詳細ページで注意点を確認できます。


上乗せ料金がかからない場合もある

対象の湿布でも、例外的に上乗せ料金がかからない場合があります。

対象外となる方向で検討されている人

  • こども
  • がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある人
  • 低所得者
  • 入院患者
  • 医師が長期使用等を医療上必要と判断した人

詳細は厚生労働省の検討会で整理中です。 正式な対象者は、国の告示で確定します。

🚨 まだ「案」の段階です

現在発表されているのは厚生労働省の案です。 最終的な対象品目は変わる可能性があります。


湿布を処方されている方へ:今できること

1. 自分の湿布が対象か確認する

お薬手帳や処方箋で、湿布の名前を確認しましょう。 痛み止めの対象薬を調べるページで検索できます。

2. 市販薬への切り替えは自己判断しない

「対象になるから市販薬に変えよう」と考えるかもしれません。 しかし、自己判断での切り替えはおすすめしません。

処方薬には、医師が症状に合わせて選んだ理由があります。 使用量や使用期間も、医師が管理しています。 切り替えを検討するなら、必ず医師・薬剤師に相談してください。

3. 薬剤師に相談する

薬局の薬剤師は、処方薬と市販薬の両方に詳しい専門家です。 次のような相談ができます。

  • 自分の湿布が対象かどうか
  • 市販薬との違い
  • 負担額の目安

まとめ:湿布の種類で負担が変わる

確認ポイント内容
開始時期2027年3月から
対象の湿布(案)ロキソニンテープ、ボルタレン、セルタッチ、MS冷シップなど
対象外の湿布(案)モーラステープ
上乗せ額薬代の4分の1
相談先医師・薬剤師

湿布薬は種類によって成分が異なります。 成分によって上乗せ料金の対象かどうかが分かれます。

この記事の情報は、医療行為や診断の代替にはなりません。 湿布の選び方や治療方針については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。


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