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2027年3月病院の薬の一部に「上乗せ料金」が始まります

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制度解説

2027年3月開始の上乗せ料金、対象外になるのは誰?こども・がん・難病・低所得者などの配慮ルール

2027年3月から始まる上乗せ料金には、こども・がん・難病・低所得者・入院患者などへの配慮措置が検討されています。現時点での検討状況と確認方法を解説します。

公開: 2026-10-13更新: 2026/10/13

結論:一部の方は上乗せ料金の対象外になる方向で検討中

2027年3月から始まる「上乗せ料金」(正式名称:OTC類似薬の特別の料金)。

すべての患者さんに一律に適用されるわけではありません。

こども、がん・難病の方、低所得の方などは 対象外とする方向で検討 が進んでいます。


上乗せ料金とは?簡単におさらい

まず制度の基本を確認しましょう。

上乗せ料金とは、市販薬と同じ成分の処方薬を受け取るとき、通常の窓口負担(1〜3割)とは 別に 薬代の4分の1を支払う仕組みです。

対象となる薬は、厚生労働省の案で77成分・約1,100品目。

ロキソニン、アレグラ、ヒルドイドなどがこれに含まれます。

💡 保険は残る

上乗せ料金がかかっても、薬が保険から外れるわけではありません。残り4分の3には従来どおり保険が適用されます。

詳しい仕組みや対象薬は、上乗せ料金の解説ページをご覧ください。


対象外とする方向で検討されている方の一覧

厚生労働省の検討会では、以下の方々を対象外とする方向で議論が進んでいます。

配慮の対象理由・考え方
こども医療費助成との整合性、成長期の健康確保
がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある方治療の継続性、経済的負担への配慮
低所得者経済的な負担能力への配慮
入院患者市販薬を自分で購入できる状況にない
医師が長期使用等を医療上必要と判断した方医師の専門的判断を尊重

⚠️ あくまで「検討中」の段階

上記の配慮措置は、2025年12月時点での検討状況です。最終的な対象者や条件は、国の告示で確定します。


それぞれの配慮措置をくわしく解説

こども

多くの自治体では、こどもの医療費を無料または低額にする助成制度があります。

上乗せ料金がこうした助成とどう関係するか、整理が進められています。

「こども」の年齢範囲(18歳未満など)も検討中の項目です。

がん・難病など配慮が必要な慢性疾患

長期にわたり治療が必要な方への配慮です。

対象となる疾患の具体的な範囲は、検討会で整理中です。

指定難病の制度や、がん治療の実態に合わせて決まる見込みです。

低所得者

住民税非課税世帯など、経済的に負担が大きい方への配慮です。

高額療養費制度の区分など、既存の仕組みとの関係も検討されています。

具体的な所得基準は今後示される予定です。

入院患者

入院中の方は、自分でドラッグストアに行くことができません。

「市販薬を選ぶ余地がない」という状況への配慮です。

外来で処方された薬とは、扱いが分けられる方向です。

医師が医療上必要と判断した場合(長期使用等)

医師が「この患者さんには処方薬が必要」と判断したケースです。

具体例として「長期使用」が挙げられています。

判断基準や記録の方法は、医療現場の意見を踏まえて決まります。


「自分は対象外になる?」の確認方法

現時点では、配慮措置の詳細は確定していません。

該当するかどうかは、受診先の医療機関や薬局で確認する ことをおすすめします。

確認のポイントをまとめます。

確認したいこと相談先
自分の病気が配慮対象か主治医・かかりつけ医
所得による配慮を受けられるか医療機関の窓口・市区町村の担当課
こどもの医療費助成との関係市区町村の子育て・医療担当課
今飲んでいる薬が上乗せ対象か薬局の薬剤師

💡 制度開始前に情報が整備される予定

2027年3月の制度開始までに、厚生労働省から詳しい案内が出る見込みです。かかりつけの医療機関・薬局でも情報が得られるようになります。


配慮措置があっても、制度の基本は変わらない

配慮の対象にならない方は、上乗せ料金がかかります。

計算の考え方を確認しておきましょう。

上乗せ料金の計算例(薬代1,000円の場合)

負担割合これまで制度開始後増加額
3割負担300円約480円約180円
2割負担200円400円200円
1割負担100円約330円約230円

上乗せ料金は薬代の4分の1(250円)。

残り4分の3(750円)に定率負担がかかる仕組みです。

診察料や調剤料などの技術料には変更はありません。


今後のスケジュールと対象拡大の可能性

2027年3月:制度スタート

厚生労働省の案では、77成分・約1,100品目が対象です。

上乗せ料金の割合は薬代の4分の1(25%)です。

令和9年度(2027年度)以降:見直しの可能性

制度開始後、対象範囲の拡大と料率の引き上げが検討されます。

現時点で対象外の薬が、将来対象になる可能性もあります。


よくある疑問と回答

Q. 配慮対象かどうか、自分で判断できる?

難しい場合が多いです。

特に「医師が医療上必要と判断した場合」は、医師の判断が必要です。

自己判断せず、受診時に確認してください。

Q. 薬局で聞けば教えてもらえる?

制度が始まれば、薬局でも情報を把握できるようになります。

2027年3月より前の段階では、詳細が未確定の場合があります。

Q. 対象外の配慮措置は、申請が必要?

申請が必要かどうかも検討中です。

低所得者の配慮などは、何らかの証明が必要になる可能性があります。


今できることは何か

制度開始まで時間があります。

今からできる準備を整理しました。

  1. 自分が飲んでいる薬が対象か確認する 薬の名前や成分を把握しておきましょう

  2. かかりつけ医・薬局を決めておく 情報を継続的に得やすくなります

  3. 医療費の領収書を保管する 制度開始後の負担変化を把握できます

  4. 自治体の医療費助成を確認する こどもや高齢者向けの助成との関係が整理される予定です

🚨 自己判断での薬の中止は危険

上乗せ料金を避けるために、自分の判断で処方薬をやめることは危険です。必ず医師・薬剤師に相談してください。


まとめ

2027年3月から始まる上乗せ料金には、配慮措置が検討されています。

対象外の方向で検討されている人:

  • こども
  • がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある方
  • 低所得者
  • 入院患者
  • 医師が長期使用等を医療上必要と判断した方

ただし、これらは 検討中の段階 です。

最終的な対象者や条件は、国の告示で確定します。

該当するかどうかは、受診先の医療機関や薬局で確認 してください。


この記事は制度の情報提供を目的としています。医療行為や診断の代替となるものではありません。ご自身の治療については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。


出典:

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2027年3月開始の上乗せ料金、対象外になるのは誰?こども・がん・難病・低所得者などの配慮ルール 2027年3月から始まる上乗せ料金には、こども・がん・難病・低所得者・入院患者などへの配慮措置が検討されています。現時点での検討状況と確認方法を解説します。

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