アレグラの上乗せ料金はいくら?2027年3月から約300円増、市販薬・ジェネリックという選択肢
2027年3月からアレグラ処方に上乗せ料金が発生。30日分で約314円の上乗せ、3割負担なら約219円増。同じ成分の市販薬やジェネリックで負担を抑える方法を解説します。
結論:アレグラ30日分で約300円の上乗せ
2027年3月から、処方薬のアレグラに「上乗せ料金」がかかる見込みです。
30日分(60錠)をもらう場合、薬代に約314円が上乗せされます。3割負担の方なら、実際に増える金額は約219円です。
同じ成分の市販薬を買う場合、この上乗せ料金はかかりません。
上乗せ料金とは何か
上乗せ料金(正式名称:OTC類似薬の特別の料金)は、市販薬と同じ成分の処方薬にかかる追加負担です。
2026年5月に成立した改正健康保険法にもとづき、2027年3月から始まります。対象となる薬の薬剤費(薬そのものの値段)の4分の1を、通常の窓口負担とは別に払う仕組みです。
💡 なぜこの制度ができたのか
市販薬で代用できる薬を保険で出し続けると医療費がふくらむため、患者に一部負担を求めて抑制する狙いがあります。
厚生労働省の案では77成分・約1,100品目が対象とされています。アレグラの成分「フェキソフェナジン塩酸塩」は、このリストの51番目に含まれています。
対象成分の詳細はこちらで確認できます。
アレグラの上乗せ額を計算してみる
処方薬のアレグラ錠60mgは、1回1錠を1日2回飲みます。30日分では60錠が必要です。
30日分(60錠)の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 薬価(1錠) | 20.9円 |
| 60錠の薬代 | 約1,254円 |
| 上乗せ額(4分の1) | 約314円 |
負担割合ごとの増加額
| 負担割合 | 増える金額 |
|---|---|
| 3割負担 | 約219円 |
| 2割負担 | 約251円 |
| 1割負担 | 約282円 |
⚠️ この金額は薬代のみ
診察料や調剤料は別にかかります。病院・薬局での支払い総額はもう少し多くなります。
自分の薬でいくら増えるか知りたい方は、上乗せ料金シミュレーターで試算できます。
市販薬という選択肢
アレグラと同じ成分の市販薬を買えば、上乗せ料金はかかりません。
処方薬と市販薬の比較
| 項目 | 処方薬(アレグラ錠60mg) | 市販薬(アレグラFX・アレルビなど) |
|---|---|---|
| 有効成分 | フェキソフェナジン塩酸塩 | 同じ |
| 1回の量 | 60mg(1錠) | 60mg(1錠) |
| 飲み方 | 1日2回 | 1日2回 |
| 上乗せ料金 | かかる | かからない |
成分も1回の量も同じです。処方のアレグラ錠60mgは1回1錠を1日2回、市販のアレグラFXやアレルビも1回60mg(1錠)を1日2回です。
市販薬の価格は製品や店舗によって異なりますが、14日分で1,500円〜2,000円程度が目安です。保険が使えないため全額自己負担ですが、上乗せ料金を払い続けるより安くなる場合もあります。
アレグラと同じ成分の市販薬一覧も参考にしてください。
市販薬を使うときの注意点
市販薬には制限があります。処方薬と同じ感覚で買うと、使えない場合があります。
年齢の制限
- 大人向け製品は15歳以上が対象
- 7歳〜14歳向けには「ジュニア」製品がある
効能の違い
| 症状 | 処方薬 | 市販薬 |
|---|---|---|
| 花粉症の鼻症状 | ○ | ○ |
| ハウスダストの鼻症状 | ○ | ○ |
| じんましん | ○ | × |
| 皮膚のかゆみ | ○ | × |
市販薬が使えるのは、花粉症やハウスダストによる鼻の症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)だけです。じんましんや皮膚のかゆみで処方されている方は、市販薬では対応できません。
🚨 処方薬から市販薬への切替は自己判断しない
症状や体質によっては処方薬が必要な場合があります。切り替えを考えるときは、必ず薬剤師か医師に相談してください。
ジェネリックで上乗せ額を抑える
アレグラにはジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。
ジェネリックは薬価が安いため、上乗せ額も小さくなります。先発品と同じ成分・同じ効果ですが、価格は先発品の半分以下のものもあります。
「ジェネリックに変えたい」と医師や薬剤師に伝えれば、対応してもらえることが多いです。
上乗せ料金がかからない人(検討中)
厚生労働省は、以下の人を上乗せ料金の対象外とする方向で検討しています。
- こども
- がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある人
- 低所得者
- 入院患者
- 医師が長期使用等を医療上必要と判断した人
ただし、これらはまだ検討中の案です。最終的には国の告示で確定するため、今後変わる可能性があります。
まとめ:自分に合った方法を選ぶ
2027年3月から、アレグラを処方でもらうと上乗せ料金がかかります。
30日分で約314円、3割負担なら約219円の増加です。毎月続くと年間で2,600円ほどの負担増になります。
負担を減らす選択肢として、市販薬やジェネリックがあります。ただし、市販薬は使える年齢や症状に制限があります。自分の状態に合うかどうか、薬剤師や医師に相談してから判断してください。
この記事は、厚生労働省と社会保障審議会の公開資料をもとに、制度の仕組みと計算例を整理したものです。個別の診断や治療の判断には使えません。
出典:
- 厚生労働省「後発医薬品のある先発医薬品及びOTC類似薬に係る保険給付について」(2025年12月25日 社会保障審議会医療保険部会資料)
- https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001621875.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001621851.pdf
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アレグラの上乗せ料金はいくら?2027年3月から約300円増、市販薬・ジェネリックという選択肢 2027年3月からアレグラ処方に上乗せ料金が発生。30日分で約314円の上乗せ、3割負担なら約219円増。同じ成分の市販薬やジェネリックで負担を抑える方法を解説します。
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