ロキソニンの上乗せ料金はいくら?2027年3月からの負担増と市販薬という選択肢
2027年3月からロキソニン処方時に薬代の4分の1が上乗せされる見込み。14日分で約80〜100円の負担増。同成分の市販薬や、より安いジェネリックという選択肢を解説します。
結論:ロキソニン14日分で約80〜100円の負担増
2027年3月から、ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)を処方してもらうと、薬代の4分の1が上乗せされます。
これは「上乗せ料金」(正式名称:OTC類似薬の特別の料金)という新しい制度です。市販薬と同じ成分の処方薬が対象で、ロキソニンは厚生労働省案の77成分に含まれています。
実際にいくら増える?具体的な計算
ロキソニン錠60mg(薬価10.8円)を1日3錠×14日分(42錠)もらう場合で計算してみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 薬代(42錠分) | 約454円 |
| 上乗せ額(薬代の4分の1) | 約113円 |
上乗せ額113円は全額自己負担です。残りの薬代341円に対して、これまで通りの割合で負担します。
負担割合ごとの増加額
| 負担割合 | 増える金額(14日分) |
|---|---|
| 3割負担 | 約79.4円 |
| 2割負担 | 約90.7円 |
| 1割負担 | 約102円 |
診察料や調剤料は変わりません。純粋に薬代だけが増える計算です。
💡 1回あたりの上乗せ額
ロキソニン錠60mg 1錠あたりの上乗せ額は約2.7円。少額に見えますが、14日分まとめてもらうと上記の金額になります。
なぜロキソニンが対象なのか
上乗せ料金の対象は「市販薬と同じ成分・同じ量の処方薬」です。
ロキソニンには、ドラッグストアで買える「ロキソニンS」などの市販薬があります。市販薬で代替できるなら、そちらを使ってほしいというのが制度の趣旨です。
市販薬を買う場合は、上乗せ料金はかかりません。
市販薬という選択肢
処方薬と市販薬の成分量は同じ
市販の飲み薬(ロキソニンSなど)は1錠60mgです。処方のロキソニン錠60mgと同じ量が入っています。
テープ・パップ・ゲルなどの外用薬も、同じロキソプロフェンNa配合の製品が市販されています。
⚠️ 市販薬と処方薬の違い
市販の飲み薬は15歳以上が対象で、1日2回まで(症状が再び出たときに3回目まで、4時間以上あける)。処方薬のように関節リウマチなどで毎日続けて飲む使い方はできません。
市販薬でダメなケース
以下の場合は、処方薬が必要です。
- 15歳未満の方
- 5〜6回飲んでも痛みが続く場合
- 医師の指示で毎日継続して服用が必要な場合
- 関節リウマチなど慢性疾患の治療
5〜6回飲んでも症状が続くなら、自己判断で続けずに受診してください。
同じ成分の市販薬について詳しく知りたい方は、ロキソニンのスイッチOTC一覧をご覧ください。
ジェネリックという選択肢
ロキソニンにはジェネリック(後発医薬品)があります。成分は同じで、薬価が安いのが特徴です。
ジェネリックなら上乗せ額も小さい
上乗せ料金は「薬価の4分の1」です。つまり、薬価が安いジェネリックなら、上乗せ額も少なくなります。
処方薬を続けたい場合は、医師や薬剤師にジェネリックへの変更を相談してみましょう。
ロキソニンと同じ成分の医療用医薬品一覧で、対象となる薬を確認できます。
上乗せ料金の対象外となる人
以下の方は、上乗せ料金がかからない方向で検討されています。
- こども
- がん・難病など配慮が必要な慢性疾患のある方
- 低所得者
- 入院患者
- 医師が長期使用等を医療上必要と判断した方
🚨 最終決定はこれから
これらの対象外の範囲は検討中の案です。最終的には国の告示で確定します。制度開始前に、自分が対象かどうか確認しましょう。
自分の負担額を調べるには
上乗せ料金シミュレーターを使えば、自分がもらっている薬の上乗せ額を計算できます。
ロキソニン以外にも、アレグラ、ヒルドイド、ムコダインなど77成分が対象となる見込みです。普段もらっている薬がある方は、一度確認しておくことをおすすめします。
まとめ:3つの選択肢を知っておく
2027年3月以降、ロキソニンを処方でもらうと上乗せ料金がかかります。
| 選択肢 | 特徴 |
|---|---|
| 処方薬(先発品) | 上乗せ料金がかかる |
| 処方薬(ジェネリック) | 上乗せ額が小さくなる |
| 市販薬 | 上乗せ料金なし、ただし使い方に制限あり |
どれが自分に合っているかは、症状や使用頻度によって異なります。判断に迷ったら、薬剤師や医師に相談してください。
この記事は制度の情報提供を目的としています。医療行為や診断の代替にはなりません。
出典:
- 厚生労働省「OTC類似薬に係る特別の料金の考え方」(2025年12月25日 社会保障審議会医療保険部会) https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001621875.pdf
- 厚生労働省「対象77成分一覧(案)」 https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001621851.pdf
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ロキソニンの上乗せ料金はいくら?2027年3月からの負担増と市販薬という選択肢 2027年3月からロキソニン処方時に薬代の4分の1が上乗せされる見込み。14日分で約80〜100円の負担増。同成分の市販薬や、より安いジェネリックという選択肢を解説します。
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